2020年2月
愛犬の問題行動、直すべきか直さざるべきか、見極めてこそ【 犬 しつけ 問題行動 トレーニング ならエルフドッグスクール】東京 練馬 杉並 中野 武蔵野 新宿 世田谷
人間の自閉症の偏食についての記述。
これを読んで、世のトレーナーに対して思う。
自閉症の偏食については二通りの考え方がある。
1つは、偏食のままでいい、無理してまで直す必要はないという考え方で、こちらが多数の意見らしい。
もぉひとつは、偏食を克服させるという考え方で、こちらは少数派だ。
これは、犬の問題行動に対するトレーナーの関わり方と同様だ。
近年、多くのトレーナーは、【問題】と定義するのは人間の意見であって、犬にとっては当たり前の行動なのだから無理してまで直す必要はなく、その行動と共生するべきだという考え方が多い。
実際、当所でもそちらを推すことも多くある。
ただし、「直さない」ことと「直せない」ことは全く別だということ‼️
直せない問題を、さも飼い主の責任にすり替えて、
「犬に失礼」だとか「人間のエゴ」だとかという都合のいい言葉に置き換えて責任逃れするのは最悪だ。
そういうトレーナーに出会わないように、そろそろ飼い主も勉強する時代だと思う。
シェイピングが完成する瞬間の珍しい動画が撮れたのでアップ 【 犬 しつけ 問題行動 トレーニング ならエルフドッグスクール】東京 練馬 杉並 中野 武蔵野 新宿 世田谷
【見ろ!これがシェイピングだ!】 https://note.com/elfdogschool/n/n3bb4bc3bb9a1
シェイピングが完成する瞬間を撮ることができたのでアップします。
本犬は、ボールを拾って投げてもらうことをのぞんでいるのですが、いつもは拾ってくれるのに、今日は拾ってくれないので悩んでいます。
試行錯誤して、なんとかボールを拾わせようとします。
最後は、公園の柵内にボールを放ります(頭がいいなぁ♪)
この公園は犬の入園禁止なので、以前ボールが園内に入ってしまった時に、犬だけ待たせてボールを取りに行ったことがありました。
その経験があるので、この中に放れば、拾いに行ってくれるかもと思ったのかな?(頭がいいなぁ♪♪♪)
結果、僕にボールを拾わせることに見事成功!投げてもらったことで正の強化がなされ、ボールを柵の中に放るという行動がシェイピングによって完成されました。
シェイピング法は漸次接近法とも言われます(超厳密には、漸次接近法によるシェイピングという言葉が正しいのですが)
このシェイピングの理論がわかっていると、愛犬に、人間の意図していない行動を教えてしまったり、問題に発展させることなく、逆に改善や望ましい行動に導くことが可能です。
認知機能の正常なワンコならどの子でも同じプロセスをたどります。
飼い主さんが、そのことを知っているか知らないかの違いです。
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