ホーム>スタッフブログ

スタッフブログ

愛犬の問題行動 本当に直したいなら 東京練馬のエルフドッグスクールまで【7年前東日本大震災以降増えた『呼び戻し』トレ。今も続けていますか?】練馬 杉並 中野 武蔵野 新宿 世田谷 しつけ トレーニング

愛犬の問題行動 本当に直したいなら 東京練馬のエルフドッグスクールまで【7年前東日本大震災以降増えた『呼び戻し』トレ。今も続けていますか?】練馬 杉並 中野 武蔵野 新宿 世田谷 しつけ トレーニング




SNSにアップしてた過去の記事が上がっていました。

7年前、東日本大震災以降に一時的に呼び戻しのトレーニング依頼が増えました。

有事の際、ペットが逃げ出してしまい行方不明になることはよくあります。
特に、震災のように未曾有の災害の場合、ライフラインも寸断されているため、ペットの捜索は後回しになってしまいます。

そのため、どんな状況でも呼び戻しがきくトレーニングをすることは重要なのです。

同時に、避難先に一緒に避難するためにはハウストレーニングや無駄吠え防止も必要です。

トレーニングは、必要になった時から始めたのでは遅いのです!

思ったらすぐに始めましょう!

愛犬の問題行動 本当に直したいなら 東京練馬のエルフドッグスクールまで【食が体だけでなく心にも作用するのは犬も人間も同じ】練馬 杉並 中野 武蔵野 新宿 世田谷 しつけ トレーニング

愛犬の問題行動 本当に直したいなら 東京練馬のエルフドッグスクールまで【食が体だけでなく心にも作用するのは犬も人間も同じ】練馬 杉並 中野 武蔵野 新宿 世田谷 しつけ トレーニング





https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/dot/life/dot-2019100200048?fm=topics

心の不調は栄養問題の可能性も・・・

先日ブログでアップした、「噛み犬へのトレーニング以外でのアプローチ」でも書いたように、食が心に及ぼす効果は大きい。

もちろん人間と犬では必要な栄養が違うわけだから、オール手作りというのは難しいのだけれど、【摂りすぎ・足らなすぎ】にならないよう、必要な栄養について調べることはいいことです。

最近、犬の膵炎が増えていると感じています。
エビデンスはありませんが、ドライフードに問題がありそうな気がしてなりません。

栄養過多・脂肪過多ではないのかなぁ???

獣医さんに聞いてみよう。

愛犬の問題行動 本当に直したいなら 東京練馬のエルフドッグスクールまで【引っ張りっこすると犬が凶暴化するって言うプロは、もっと勉強しましょ】練馬 杉並 中野 武蔵野 新宿 世田谷 しつけ トレーニング

愛犬の問題行動 本当に直したいなら 東京練馬のエルフドッグスクールまで【引っ張りっこすると犬が凶暴化するって言うプロは、もっと勉強しましょ】練馬 杉並 中野 武蔵野 新宿 世田谷 しつけ トレーニング




犬と引っ張りっこ遊びすると、犬が凶暴化するっていうトレーナーとか獣医さんがいるけど、、、

いっぱいいるけど、、、



しないよ。

引っ張りっこ中に唸るけど、攻撃性のある唸りじゃないよ。

てか、引っ張りっこをしないがゆえに転嫁される行動の方が問題だから、気の済むまで引っ張りっこはしてあげた方がよいのです。

てか、引っ張りっこすると、犬が凶暴化するっていうエビデンスや論文や資料を見たことないんだけど、いったい何でそんな話が蔓延してるのだろう???

愛犬の問題行動 本当に直したいなら 東京練馬のエルフドッグスクールまで【動物行動学と認知動物行動学って何が違うの?】練馬 杉並 中野 武蔵野 新宿 世田谷 しつけ トレーニング

愛犬の問題行動 本当に直したいなら 東京練馬のエルフドッグスクールまで【動物行動学と認知動物行動学って何が違うの?】練馬 杉並 中野 武蔵野 新宿 世田谷 しつけ トレーニング



Q:動物行動学と認知動物行動学って何が違うの?

A:認知行動も含めて考えているかどうかの違いです。
認知行動とは簡単に言うと、対象を認識して記憶・学習して、行動を変化させられることです。
スズメバチが黒い物を刺すのは、認知行動ではなく内在的なものです。

動物行動学は、その動物がとる行動を科学も交えて学問したものです。
そこに、その動物の認知機能による行動を加えたものが、認知動物行動学です。

犬の場合は、認知動物行動学も動物行動学としてカテゴライズされる場合がほとんどです。

愛犬の問題行動 本当に直したいなら 東京練馬のエルフドッグスクールまで【動物行動学で愛犬の心に寄り添い、問題を認識できるようになるためには】練馬 杉並 中野 武蔵野 新宿 世田谷 しつけ トレーニング

愛犬の問題行動 本当に直したいなら 東京練馬のエルフドッグスクールまで【動物行動学で愛犬の心に寄り添い、問題を認識できるようになるためには】練馬 杉並 中野 武蔵野 新宿 世田谷 しつけ トレーニング



K・オーバーオールとQ・ソンタグは次のように言っている。

『犬や猫のニーズにもっと効果的な形でこたえたり問題を認識したりできるよう、ペットの飼い主と専門家の両者が動物の行動をより深く理解すれば、動物たちの生活の質を保証するための客観的な福祉の評価基準を設定することができるようになるだろう。責任ある繁殖とは、遺伝子の多様性を増やし、常に変化する世界の中で犬や猫が適材適所を担えるような形質を選んでいくことであり、動物福祉を損なうリスクを最小限にするために、科学的根拠に基づいて行われるべきなのである。』

当所では、動物行動学・行動分析学に基づいた『犬の応用行動分析学』を用いて、飼い主さんと愛犬とのリアルな生活の質を、【共生】を目的として改善・向上していきます。

愛犬の問題行動 本当に直したいなら 東京練馬のエルフドッグスクールまで【増税前のご依頼で年内料金据え置き。問題は感じた時に即対処しましょう】練馬 杉並 中野 武蔵野 新宿 世田谷 しつけ トレーニング

愛犬の問題行動 本当に直したいなら 東京練馬のエルフドッグスクールまで【増税前のご依頼で年内料金据え置き。問題は感じた時に即対処しましょう】練馬 杉並 中野 武蔵野 新宿 世田谷 しつけ トレーニング




当所は15年前から、消費税の上乗せ無くお値段据え置きでやってきました。

まぁ、小銭を持ち歩くのが大変だったからというのもあらりますが・・・

10月に予定されている消費税10%を期に、当所も消費税分を料金にプラスさせていただくことになりました。

今現在トレーニング中のワンコさん。また、増税前にご依頼いただいたワンコさんに関しましては、年内いっぱいまで現在のお値段で据え置かせていただきます。

現在トレーニングの依頼に迷っている方は、ぜひ増税前にご連絡下さい。


愛犬の問題行動 本当に直したいなら 東京練馬のエルフドッグスクールまで【涼しくなって超今更ですか、保冷剤代わりのオムツがこの夏重宝された】練馬 杉並 中野 武蔵野 新宿 世田谷 しつけ トレーニング

愛犬の問題行動 本当に直したいなら 東京練馬のエルフドッグスクールまで【涼しくなって超今更ですか、保冷剤代わりのオムツがこの夏重宝された】練馬 杉並 中野 武蔵野 新宿 世田谷 しつけ トレーニング
愛犬の問題行動 本当に直したいなら 東京練馬のエルフドッグスクールまで【涼しくなって超今更ですか、保冷剤代わりのオムツがこの夏重宝された】練馬 杉並 中野 武蔵野 新宿 世田谷 しつけ トレーニング




涼しくなってきたので今更なのですか、この夏は保冷剤代わりに、オムツを凍らせたものが重宝しました。

最近危険なことが取りざたされている、保冷剤の中身のエチレングリコール。
ブログでも何度も紹介していますが、犬が舐めると死にいたるケースもあります。

だけど、お出かけの際には暑さ対策をしないと・・・

てことで、オムツに水をたっぷり吸収させ、凍らせてジップロックにつっこんだら、これが何とも使い勝手がいいじゃありませんか!

ペットシーツに水を含ませて凍らせるのは見たことがありましたが、あれって割りと水を吸わないし、吸ったあとに片寄っちゃって使い勝手が悪い。
でもこれなら片寄らず、強度もあるし水もたっぷり吸収するので長持ち!

これで時には体を撫で回したりして、今年の夏のお出かけを乗りきりました!

来年の夏は、ぜひ試してみてください。

愛犬の問題行動 本当に直したいなら 東京練馬のエルフドッグスクールまで【この暑さの中、お散歩に出たらダメですから!】練馬 杉並 中野 武蔵野 新宿 世田谷 しつけ トレーニング

愛犬の問題行動 本当に直したいなら 東京練馬のエルフドッグスクールまで【この暑さの中、お散歩に出たらダメですから!】練馬 杉並 中野 武蔵野 新宿 世田谷 しつけ トレーニング




殺人的猛暑が続いていますね。体調を崩されている方も多いのでは?

しかし、焼けたアスファルトの話とか、犬の熱中症の話とか、情報が溢れかえってもまだ日中にお散歩に出てる方いますね。

そこまでしてお散歩に出なくても大丈夫ですよ

愛犬の問題行動 本当に直したいなら 東京練馬のエルフドッグスクールまで【トレーニング以外での噛み犬の改善方法について】練馬 杉並 中野 武蔵野 新宿 世田谷 しつけ トレーニング

愛犬の問題行動 本当に直したいなら 東京練馬のエルフドッグスクールまで【トレーニング以外での噛み犬の改善方法について】練馬 杉並 中野 武蔵野 新宿 世田谷 しつけ トレーニング




【トレーニング以外での噛み犬の改善方法について】

トレーニングは施さず、食事改善及び生活改善によってどこまで変化をもたらすことができるかを検証するために、飼い主さんに怪我を負わせた噛み犬数頭をモニタリングしました。
結果、約3ヶ月である程度の変化を確認できましたので、ここにご報告いたします。

適切なトレーニングと併用すれば、犬の攻撃性の改善により高い効果が期待できると思います。

これにより、1頭でも多くの犬が殺処分から逃れられることを願います。

〜注意 : 頭数が少ないですし、個人的な検証なので確証のあるエビデンスではありません。ご了承下さい。〜

【犬が凶暴化する原因】
・社会性欠落
・虐待的要因
・血統的要因
・環境的要因
・脳の分泌物質欠落要因

【腸内環境の正常化とセロトニン増加】

腸は第二の脳と言われるくらい、その良し悪しがメンタルに作用する効果は大きいです。実際、脳内の神経伝達物質である「セロトニン」の95%が腸で作られているという研究報告もあります。(ただし直接脳に作用することは無い?)
腸内環境が崩れると脳内のセロトニンの生成にも影響し、セロトニンが不足するとノルアドレナリンの(感情面の)コントロールがうまくできなくなり、精神状態も悪化し、不安や恐怖、怒りを感じやすくなって、ストレスが溜まりがちになり、それにより、また腸内環境が崩れていくという悪循環も生じるわけです。

レイジシンドロームの犬の場合、脳内のセロトニン量が著しく少ないという研究結果が出ています。
これは、レイジシンドロームの犬に限ったことではなく、通常の生活内で攻撃的な犬にも似たようなことがいえるのではないかと仮定して、トレーニングは施さず、食事改善及び生活改善によってどこまで変化をもたらすことができるかを検証するために、飼い主さんに怪我を負わせた噛み犬数頭をモニタリングしました。

結果、約3ヶ月で変化を確認できましたので、ここにご報告いたします。

これにより、1頭でも多くの犬が殺処分から逃れられることを願います。

【モニター犬 犬種・性別・年齢・避妊去勢を施した時期】
柴・♀・3歳・生後7ヶ月
ハスキー・♂・6歳・生後6歳(保護犬)
ブルドッグ・♂・6歳・生後8ヶ月
柴・♂・5歳・生後6ヶ月
チワワ×ポメ・♀・1歳・生後1歳

【約3ヶ月後にみられた改善例】
・ブラッシングしても怒らなくなった
・フードを与える又は片付ける際に唸らなくなった
・犬が寝ているところに近づいても唸らなくなった(触れると唸る)
・笑顔が増えた
・警戒していた相手(人)に対して反応しなくなった
・散歩が落ち着いてきた

【ストレスが原因と思われる行動の減少】
※以下の行動が減少しました
・噛み癖
・体がこわばる
・耳が後ろにさがる
・落ち着きがない
・トイレを失敗するようになった
・草や石をよく食べる

【セロトニン増加が期待できる生活改善の実施】
・朝日を浴びる(早寝早起き)
・リズム運動を取り入れる
・グルーミングスキンシップ

考察
・5軒中3軒のお宅では、日中でも室内が薄暗く陽射しが入り込みにくく、さらに内2軒では、週のほとんどで10時間程度のお留守番を強いられていました。
そのため朝のお散歩が短い、もしくは行かないという状況でした。
朝陽を充分に浴びると、脳内のメラトニンの分泌は抑制され、セロトニンの分泌が活性化されますので、短くても30分程度は朝のお散歩に出てもらうことにしました。

・一定のリズムを反復して行うとセロトニンの分泌が活性化されます。しかし、犬にリズム運動をさせることは困難です。
そこで、お散歩中に犬に寄り道をさせず、足早に歩いてもらうことで一定のリズムに近い状況を作ってもらいました。(可能な限りトロット)

【セロトニン増加が期待できる食事改善の実施】
・咀嚼させる
・低タンパク食への切り替え
・タンパク質と炭水化物の同時接種(トリプトファンを多く脳内へ)
・食物酵素の摂取
・腸内環境の正常化
・オメガ3の摂取

考察
・5頭中3頭は、ドッグフードを丸呑みしていました。人間の脳内科の医師によると、うつ病の患者は食べ物を噛まない傾向にあるとのこと。
咀嚼は前述にもあるリズム運動であり、セロトニンの活性化に役立ちます。また、犬には物を噛む欲求があるので、その解消にもなります。
また、咀嚼は胃腸を動かし、正常な消化吸収を促します。ドッグフードを噛んで食べている2頭は便の状態も良く回数も少なかったのに対し、丸呑みする3頭は、便の回数が多い・便が柔らかい・オナラをよくする、とういう結果が確認されました。よって、フードを噛まずに丸呑みする犬は腸内環境が良くないと推測されます。

・攻撃性が強くシャイな犬に、低タンパクで高炭水化物の餌を2週間与えたところ、攻撃性が低くなったとの研究結果がある。そのために今回のモニタリングでは、5頭全ての犬に対して、市販のドライフードを通常の半分に減らし、同量の白米を加えてもらった。

・前述のように、咀嚼をさせるために、ドライフードを咀嚼する程度の大粒の物に変更してもらいました。
加えて、※酵素摂取のために果物や生野菜、発酵食品の摂取のための納豆やヨーグルトをフードに加えることをお願いしました。
※食物が持つ酵素で消化を助けるために摂取。

・レイジシンドロームの犬にはセロトニンが著しく低いだけでなく、それを伝達するために必要な必須脂肪酸の欠乏もみられた。欠乏がみられた脂肪酸は、アラキドン酸・DHA・EPAのようなオメガ3と言われる脂肪酸のため、サプリメントでの摂取をお願いしました(サーモンオイル)。
※アマ二油・ヘンプシードオイル・大豆油もオメガ3(αリノレン酸)を含みますが、それをDHA・EPAに変換する酵素を犬は持っていないので、サーモンオイル・タラ肝油・イワシ油などの魚油がよい。

オメガ3 : オメガ6 の割合 1 : 10 〜 1 : 5
通常のドッグフードはオメガ6の割合が多いと言われていますので、オメガ6を摂取する必要はない。

バランスを改善して、脂肪酸を上手にあげるには、リノール酸を多く含む植物油を摂る量を減らす、α-リノレン酸とともに、EPAとDHAを増やすこと、これが鍵です。
市販フードの成分表を見る

オメガ3とオメガ6の両方の脂肪酸の代謝には同じ酵素が利用されています。そのため、両者の間で同じ酵素を奪い合うのです。オメガ3というお店とオメガ6というお店で同じ客を取り合っている状態です。
ですから、どちらかの規模が大きいともう一方の客足に影響を与えるということが起こります。つまり、どちらかの脂肪酸が多いともう一方の脂肪酸の代謝に影響し、その効果を妨げてしまいます。
ドッグフードではオメガ6が過剰摂取になる場合があります。(毛ヅヤ・フケ防止etc)

腸で生成されたセロトニンは血液脳関門を通らないため脳ニューロンに直接作用する可能性はないとのこと。(トリプトファンは通過)

脳内セロトニンを増やすためには栄養学的にはトリプトファン・ビタミンB6・鉄分の摂取が重要となる。

トリプトファンとビタミンB6が脳内の『ほう線核』で合成されることでセロトニンが生成される。
鉄分はセロトニンをはじめ、ドーパミン・ノルアドレナリンと言った、神経伝達物質の合成に欠かせない酵素(トリプトファン水酸化酵素)の働きを助けるさようがある。

トリプトファン+B6=セロトニン
鉄分はサポーター

今回はトリプトファンサプリメントの使用は無し。
過剰摂取の危険あり。通常食事での過剰摂取は考えられない。

成人一般摂取量:体重1kgに対してトリプトファン2mg (体重60kg成人の場合120mg)

うつ病改善 1000mg程度(体重60kg120mg) 約8倍
つまり体重10kgの成犬の場合 20mg✖8=160mg

過剰摂取は6000mg
一般的摂取量の50倍

薬剤との併用NG

炭水化物と同時摂取で吸収力アップ

トリプトファン摂取→セロトニン増加→伝達のためのアラキド酸、DHA、EPAの摂取

【トリプトファンの含有量が多い食品】
食品100g中

・かつお節
・にぼし
・きな粉
・わかめ
・納豆
・バナナ

【フードガードと空腹】
体型維持のため、満足する量の7〜8割程度しか与えないのが通常
→いつでも不満足→執着増大→ガード

注 : 空腹によるフードガードの改善法については、リスクを伴う方法であるため、こちらでの記述は避けます。

結果↓↓↓
丸飲みから噛むようになった
1ヶ月程度でガード減少

愛犬の問題行動 本当に直したいなら 東京練馬のエルフドッグスクールまで【必読・犬科学に関する本を要約してみた vol.3】練馬 杉並 中野 武蔵野 新宿 世田谷 しつけ トレーニング

愛犬の問題行動 本当に直したいなら 東京練馬のエルフドッグスクールまで【必読・犬科学に関する本を要約してみた vol.3】練馬 杉並 中野 武蔵野 新宿 世田谷 しつけ トレーニング




【犬の気持ちを科学する】
2015/3/20 グレゴリー・バーンズ著

レビュー
愛犬家はもちろんのこと、そうでなくても知りたい犬の気持ち。思いあまった神経科学者は得意のMRIで犬の脳をスキャンし、人間の脳と比較して分析することを思いつくが...。様々な困難を乗り越えて、遂にそこからわかった、人間に対する犬の気持ちとは?読めば、犬との付き合い方が変わる一冊!うちの犬、何考えてるんだろう?その答えを科学的に解明する!

以下まとめ↓↓↓
本書は、犬をMRIにかけ、脳の反応を証拠として、犬の人間に対する気持ちを擬人化せず科学的に証明しようとした試みを記したものである。
著者自身が最後に述べているが、本書では実験は2頭の犬でしかおこなわれておらず、双方ともペットの犬であるため、得られた結論を犬全てにとっての結論とするほどのエビデンスを得ているものでは無いが、ほぼ結論と言えるであろう一例として充分ではなかろうかという内容である。

前半は、ドッグプロジェクト(犬をMRIにかける)の発足と難局(MRIで何をどう証明するか、動物福祉に反するかなど)、犬をどうやってMRI内でジッとさせるかが書かれている。トレーニングは、正の強化によるシェイピングが用いられているが、トレーニングの本ではないので、詳しく書かれているわけではない。

後半は、実験結果と結果からの推測が書かれている。認知の有、模倣の有(ミラーニューロンの発火)、擬制的家族(種が違えど同種と同じような親近感を持つ)としての認識の有など。

【実験によって得られた事実と仮説】
・人間の行動を見てミラーニューロンの活性化が見られるということは、犬が人間の行動を自分の行動に変換する能力を持っていて、人間の気持ちを確実に感じ取っている可能性があるということ。

・犬には、他者が考えているであろうことを推測する心の機能がある。そのため、犬は人間がどこを見ているのか細心の注意を払う。

・よく知っている匂いより、全く知らない匂いに対して、脳処理を必要とする。
脳の尾状核と下側頭葉が強い活性化を示したのは、よく知っている人の匂い。
このような脳活性パターンは、人間が愛する人の写真を見たときに観測される活性と全く同じである。

・犬に社会的認知が認められたということは、犬は単なるパブロフ型の学習機会ではなく、心の動きを持つ動物であり、その事実が犬と人間の関係に驚くべき影響を与えている。

【本書表装】
ドッグプロジェクトを通じて私は、犬と人間が完璧に相互補完的であることに感銘を受けてきた。人間は強力な脳と抽象的思考能力を持っているが、やはり感情に流されてしまう。だが犬は、感情を感知して、感情に共鳴している。感情の中で最も強力なものは愛だ。そして、人間関係の複雑さとは裏腹に、愛の基本的な特徴は共感だ。愛すること、そして愛されることは、相手の気持ちを感じ取ることであり、相手に気持ちを返してもらうことだ。もし人々が人間同士で愛し愛されていれば、ペットを愛し愛されることも至極当然に思えるはずだ。

ページ上部へ