愛犬がクレート嫌いになる理由のひとつに、閉じ込められるからがあります。
「犬は本来クレートが好き」というトレーナーさんは多いです。これは半分正解で半分間違いです。
多くの犬は、扉の無いクレートには自由に出入りすることを好みます。教えなくても勝手に入って寝ているなんてよくあります。
ですが、だからといって閉じ込められても気持ち穏やかかといったらそうではないわけです。
考えればわかりますが、自発的に自由に出入りができるぶんには好んでも、強制的に閉じ込められることは自然界では無いわけです。
寝るときはクレートでと言われたから扉を閉める、クレート慣れさせるために扉を閉める。
そうなことを繰り返すことによって愛犬がクレート嫌いになってしまうケースは多いです。
クレート嫌いの改善を考えるなら、まずは扉を開けっ放しにして閉じ込めないことです。
写真のワンコは、クレートに閉じ込められると悲鳴をあげますが、扉を開けっ放しにしていたら勝手に入って寝るようになったと、飼い主さんが喜んで送ってきたくださった1枚です。
