ドッグトレーナーの選び方 犬訓練士のどこを見る?

ドッグトレーナーは、『犬も歩けばトレーナーにあたる』ほど、ここ数年で飛躍的に人数の増えた職業だと思います。

比較的誰でもなりやすい職業ゆえに、残念ながら、残念なトレーナーも多いです。

いや、たぶん8割は残念です。

では、いったいどこを見て選べばいいのでしょう?

以下は、あくまで私見であり、逆に私自身が気をつけている部分です。

・『専業でない』
◯◯やりながら、土日をメインにドッグトレーナーやってます。とりあえずこんな人はやめませんか?

・『◯◯流トレーニング方法は危ない!』
トレーニングは、随時犬に合わせて変えていくものです。
自分の流儀を主張するトレーナーにはそれがありませんから、犬を自分の流儀に合わせようとします。
こーゆートレーナーも僕なら選びません。

・『アルファ論やリーダー論しばり』
ことあるごとに、「犬になめられてる!」という持論を展開するトレーナーは、私は勉強不足ですと言ってるようなものだと思います。
世界の有識者は、とっくにそんな理論じゃないし、普段からちゃんと犬と向かい合っていればリーダー論がおかしいことに気づきます。

・『犬に触らない』
最近では、飼い主をトレーニングする傾向があり、また迷走していると感じます。
もちろん犬をトレーニングするためには、飼い主さんの協力は必要不可欠です

しかし、それにかこつけて、自身は一切犬に触らないトレーナーもいます。たくさんいます。
理屈だけで、いったい何を直せると言うのでしょう。

上記以外にも、えっ?って思うことがあったら、とりあえず納得いくまで質問しましょう。
それでも納得いかない場合は、勇気をもってトレーニングを中止しましょう。


なかなか見極めが難しい業種ですが、お金は賢く使いましょう。