リソースガーディング(Resource Guarding)は、犬が自分の「資源」を守ろうとする行動のことを指します。
食べ物に関しては、フードアグレッシブやフードアグレッションという言われ方もします。
ようは、自分にとって価値のある物を取り上げられないよう守り、時には攻撃性すら持つ行動のことです。
ここでいう「資源(リソース)」とは、以下のようなものを含みます。
・食べ物(フードボウル、オヤツ、ガムなど)
・おもちゃ(ボール、ぬいぐるみなど)
・寝床(クレート、ベッド、ソファなど)
・人(飼い主や特定の家族)
・場所(特定の部屋や犬がくつろぐエリア)
【具体的な行動例】
リソースガーディングの犬は、自分の資源を取られないように以下のような行動をとります。
・うなり声をあげる
・歯を見せる(唸る)
・体を硬直させる
・物を抱え込む(食べ物やおもちゃを隠す)
・咬む(攻撃に発展する場合もある)
【原因】
・生存本能(野生時代の名残)
・過去の経験(奪われた経験がある)
・競争環境(多頭飼いで資源が限られている)
・誤った学習(飼い主が無理に奪おうとしたことで悪化)
リソースガーディングは悪化すると攻撃行動につながるため、適切な予防トレーニングが重要です。
上記のような行動がすでに発現している場合は、早急にドッグトレーナーにご相談ください。
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お求めやすい価格ですので、「トレーナーに相談するまででもないかな?」「とりあえず今は平気だから予防策を知りたいな」という方にオススメです。
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パピーパーティーや犬の幼稚園ではリソースガーディングの予防トレーニングはあまりやってないようですね…
やっぱり当所の子犬の幼稚園を早く再開しないと…