犬をお迎えする前に、あなたはネットや本を読んでいろんな情報を得ようとしている、もしくはすでに得ているはずです。
子犬を迎い入れたらやるべきこと、トイレの教え方、夜鳴きへの対処法、甘噛みの対処法、etc…
そして、もしかしたらこう思ってはいませんか?
「結局どれが正しいの?」
人間の教育同様に、ドッグトレーニングにも明確な正解など存在しません。それ故、ドッグトレーナーによって方法も様々です。
ですからあなたが
「犬を飼う前にすべきこと」を調べまくるより前にすべきことは、
自分の指針を作る
ことです。
情報過多の現代において、世に溢れる情報に迷わされること無く情報を取捨選択するためには、
あなたがどうしたいか
をまず明確にすべきです。
例えば、ダメなことはダメだと明確に叱るべきと考えるのか、できることなら叱りたくないけど時と場合かなと考えるのか、絶対に叱らずに育てるんだと考えるのか。まずはそこを決めてから情報を受け取りにいきます。
そうすることで、Aトレーナーは叱れと言ってる、Bトレーナーは叱るなと言ってる、どっちを信じればいいの?と迷わずにすみます。
以下は
はじめて犬を飼う前にの前に決めておくと良い項目をピックアップしたので参考にしてください。
・子犬があなたのライフスタイルにおいて好ましくない行動を取った時に、叱る/時には叱る/叱らない
→参考にする情報、もしくは相談するドッグトレーナーを決めるための指針となるでしょう。
ちなみに当所では体罰懲罰ゼロを旨としたトレーニング方針ですので、変わりに食べ物を多用します。
叱るべき時はしっかり叱るんだ!という方には不向きです。
・旅行に連れていきたい/別に連れて行かなくてもいい
→連れて行きたいならクレート慣れや車慣れ、トイレトレーニングや呼び戻しの強化など。連れて行かないのならペットホテルへ預けることを視野に入れるなどトレーニングレベルの指針となるでしょう。
・毎月愛犬に使える金額の上限と下限
→だいたいの金額を決めるより、上限と下限を前もって決めておくと物品の購入やトレーニングの依頼などする時に迷いが減るかもしれません。
ちなみに当所の通常パピートレーニングの料金は¥27,500です。
上記を決めておくと、いざという時に迷いが少なかったり、判断の決定に役立つかもしれません。
それ以外は
【はじめて 犬を飼う 準備】
などでググるとおおよそ一般的なアドバイスが探せるはずです。
最後に、
どんなに頑張っても、トイレの失敗・家具をかじられる、洋服をかじられる、は絶対にされると考えておいた方が良いでしょう。
タイルカーペットを敷いておく、触れ合う時は安ジャージを着ておくなどをオススメします。