『食糞する前にオヤツを提示』で食糞が治らなかった人だけ読んでください。愛犬の問題行動専門ドッグトレーナー・エルフドッグスクール 東京練馬犬の幼稚園

食糞は原因が多岐にわたるため、これだけやれば治るという方法はありません。
いくつかある方法の中で、文章で説明しやすい方法をご紹介いたします。

まず、ウンチにビターアップルをかけるとか、ウンチをしたら食べる前にオヤツをあげるとかはすでに誰もが公にしている方法なので省きます。
ついでに言うと、上記の方法で食糞が治ることはほぼ無いでしょう。

まず、愛犬のウンチのタイミングを知り、しそうな時間には側にいていつでも声かけできる体勢をとっておくことは必須です。
そして、実際にウンチをしたら、すかさず慌てず落ち着いてオヤツを提示します。
ここまでは普通のドッグトレーナーさんが公開している方法と同じですが、エルフドッグスクールではそこに「オイデ」を加えます。
このオイデを加えるというのがものすごく重要で、
ウンチ→オヤツの提示
だけだと、人間がいる時は食糞しないのですが、人間が見ていない時には食べてしまうことがほとんどです。実際に心当たりのある飼い主さんは多いでしょう。
エルフドッグスクールのやり方はそこにオイデを加えることで、【ウンチをしたらオヤツをもらいに行く】という学習をさせます。
そうすることで、愛犬はウンチをしたらあなたの所へオヤツをもらいに来るようになります。
オイデまで教えずに、ウンチをしたらオヤツの提示だけで終わらせると、人間がいる時はオヤツがもらえるけど、いない時はオヤツがもらえないので食糞をしてしまいますよ。ということです。