今日の日経新聞の記事に、医療現場における、互いの専門分野を越えて意見交換をすることの利があげられていました。
これはなにも医療に限った話ではなく、なんの分野においてもそうですね。
もちろんドッグトレーニングにおいても例外ではありません。
お陰さまで、私はトリマーさん・獣医さん・ペット業界の多くの方とお付き合いをさせていただく機会に恵まれ、その都度多くのセレンディピティーを得てきました。
当初の心得である、『やり方のないドッグトレーニング』が確立できたのも、この専門の垣根を越えて人の意見を聞ける柔軟さがあったからだと自負しています。
ドッグトレーナーはマルチな職業で、犬のゆりかごから墓場まで、飼い主さんから多くのご質問を受けます。
広く浅くではなく、広く深い見識を必要とされますから、そういった意味でも、トレーニングの分野以外で友人知人が多いことは、当所にとっても皆様にとってもありがたいことです。
なにより犬にとって、見識の深いトレーナーとの出会いは、最上のQOLを得るために必要なのではと思います。