先日、イギリス帰国子女と話をしてて、「やっぱりイギリスとかって、ドッグトレーニングに対する意識って高いの?」って聞いたところ、「いや、あんまり意識はしませんね。むしろ日本がこんなに意識してることに驚きました。」と言われました。
これは、イギリスでは犬のしつけはしないという意味ではなく、犬をしつけることはごくごく当たり前で当然のことなので、特別意識することではないという意味です。
現在の日本では、本でも雑誌でもテレビでもネットでも、犬のしつけ方法は簡単に手に入れることができます。
ですが、どれも違うことを言っていて、いったい何が正しいのかわかりませんよね。
それは、「犬という生き物の本質」の理解がなされていないからです。
例えばあなたが高熱を出したとしましょう。
高熱は「症状」であって、風邪なのかか、肝炎なのか、自律神経なのか、「原因」によって処方される薬は変わります。
原因が特定されても、その人のライフスタイルや体質まで考慮しなければ、根本の解決にはいたりません。
犬のしつけも同様なのです。