犬を飼いたいんじゃない。困らない犬を飼いたいんだ!

犬を飼いたいんじゃない。困らない犬を飼いたいんだ!

犬を飼うことを決めたとき、人はみんなバラ色の生活を想像するだろう。
でも、そんなものはすぐに打ち砕かれる。

まず、トイレ問題。
今までペットを飼ったことの無い人は、ここで気絶する。
はじめてカーペットにオシッコをされた日には、白眼むく。

次に、吠え問題と噛みつき問題。
ペットショップではあんなにおとなしかったのに、家に来た日にはあんなにおとなしかったのに、1週間もするとピーピーワンワン吠えるし、撫でようとするとガブガブ噛んでくる。

上記は全て犬の当然の行動で、問題行動ではない。
にもかかわらず、人間側が犬を擬人化して美化して、犬の犬たる生活を与えずに勝手に困る。

犬に聞くことができたら「そんなこと言われてもこっちが困ります。」と言うだろう。

犬と共に生きる上で大切なことは、犬を知ることだ。

犬がどういう生き物で、どういう行動を求め、どういう考え方をするかがわかれば、母国語と文化の異なる外国人と一緒に暮らしているようなもんだ。

相手を理解してしつけを施せば、怖いものはない。
特に、生後4ヶ月までのトレーニングと生後4ヶ月以降のトレーニングでは、ダイヤモンドとビー玉くらい価値に違いがある。
パピートレーニングは生後4ヶ月までにやりたい!

優秀なドッグトレーナーにアドバイス受けて、適切な社会化トレーニングを施す。
パピーパーティーに参加するのもいい。

なんにせよ、無意味な行動なんか無いんだから、理由がわかれば対処できる。

ちなみに、うちの預りさんは私が食べてるととても欲しがる。なぜなら、そう教えてしまったので、今さら困ると言っても、ワンコの方が困るだろう。