愛犬のお散歩 『正しいお散歩とは?その2〜運動とは?〜』 愛犬の問題行動しつけ訓練トレーニング 出張ドッグトレーナー 練馬・中野・杉並




『ELFのEはExercise その2 ~運動とは~』


その1では、散歩と運動の違いについてお話しました。
今回は「犬の運動」について。

犬にとって日常必要とされる運動に、「自由運動」と「引き運動」があります。

自由運動とは、ドッグランやお庭などで、犬自身が勝手に遊んだり走ったりする運動。
引き運動とは、リードで繋いだ状態で行う運動のことで、大型犬なら自転車での引き運動、小型犬なら早歩きなどが一般的です。

適正な運動量は、犬種・年齢・体の大きさなどによって変わりますが、一般平均的には、自由運動が1日1~3時間。引き運動が1回10~20分程度と言われています。


「その1」でお話したように、小型犬やおとなしい犬種であれば、自由運動はご自宅内でもある程度まかなえるかもしれません。※だからといって、お散歩がいらないわけではありませんよ。
しかし、運動の必要な大型犬や運動量の多い犬種の場合、実際に理想的な運動量を確保するのは至難の技。
ドッグランが近くにあったり、広いお庭があったりと、条件が厳しくなってきます。

そこで必要になってくるのが引き運動。

自由運動は難しくても、引き運動ならさせてあげられますね。

しかし、正しく引き運動をさせるには、まずは犬の歩き方「歩様」を知らなければなりません。

犬の歩き方は、「側対歩」「トロット」「ギャロップ」の3種類に分かれます。※細かく分けるともう少し増えます。

長くなるので、歩様と引き運動についてはまた次の機会に(^-^)

ちなみに、運動は犬の健康維持・肥満予防のために行うべきであり、体調の悪い子・関節の悪い子・すでに肥満の子・老犬などには適しません。
逆に関節を痛めてしまうこともありますのでご注意ください。