飼い主がやりがちな善意の嫌子【愛犬の問題行動専門ドッグトレーナー】エルフドッグスクールは東京練馬 中野区 杉並区 文京区 中央区 新宿区 港区

良かれと思ってやっていることが、犬にとっては嫌だったり鬱陶しく感じていることは結構あります。
なでなでもそのひとつ。

「え?犬がなでなでを嫌がるの?だって飼い主からなでられると犬はオキシトシンて幸せホルモンが分泌されるって研究結果があるじゃん!」

確かにそうです。
多くの犬は、親和のとれている相手、つまり飼い主さんやよく行くカフェの店員さんなどになでられることを好ましく感じます。でも、中には嫌がる子だっていますよ。
それは飼い主さんを信頼していないって話ではなくて、「あなたのことは大好きだけど、なでなでは嫌なんだ」ってこと。他のコミュニケーションを好む子もいるんです。

「犬なんだからきっと好き」とか
「こうした方が愛情が伝わる」とか
決めつけずに、愛犬さんの行動をよくみてあげましょう。

動画のワンコ、顔周りを触られることを拒否しているのがわかりますよね?
だけど私のことは好いてくれているし、他のコミュニケーションなら自発行動として発現します。

愛犬さんの細かな行動をよーーーく観察してあげてください。注意して見ないと気づかない「イヤだよ」のサインが見つかるかもしれません。

みなさんが、最近流行の徹底的行動主義だとか超行動主義だとかになる必要はゼロですが、愛犬の行動を正しく分析して、その上で心の中を推測してあげることは、僕は大いに結構だと思います。

そのためにも、先入観は取っ払う‼ 大切なことです。