早ければ早いほど、犬のしつけは安くすむ〜その2〜

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では、トイレトレーニングや、甘噛み防止、無駄吠え防止などの、社会化とは別のしつけは、いつから始めたらいいのでしょうか?

一番ベストなのは、生後3〜4ヶ月の間と考えます。

この時期の仔犬は非常に多感であり、様々な環境への適応力が高まります。
また、生後4ヶ月前後を仔犬の「打診期」とし、物事を理論づけて解釈するようになり、また自我も芽生え始めます。

自我が出始めてからだと、問題行動を直すのは、多少手間がかかります。
なぜなら、余計なことを覚えはじめてきてしまいますから。

例えば、エルフドッグスクールでのトレーニング修了までの期間をみると、生後4ヶ月未満の『パピートレーニング』の場合は、ほとんどの仔犬が4回20.000で修了しますが、生後4〜6ヶ月までの場合は、5〜10回25.000〜50.000かかります。

生後4ヶ月未満と以降では、最大6回30.000も変わってしまうんですね。

あくまで例ですが、もっとかかる子もいます。

→その3に続く