犬のしつけトレーニング ドッグトレーナー発 訓練における「方法の損」

次にあがるのは「方法の損」
こんな経験はありませんか?

この本には「無駄吠えは無視しましょう」と書いてあるけど、こっちの本には「無駄吠えは無視してはいけません」と書いてある。
この本には「甘噛みしてきたらマズルをつかみましょう」と書いてあるけど、こっちの本には「マズルをつかんではいけません」と書いてある…

と、まぁ例えをあげればきりがありませんが(笑)

みなさん、犬を飼うにあたって、たくさんの本を読みたくさんの人の話を聞かれたことでしょう。

そして、必ず返ってくる言葉は「いったいどれが正しいしつけ方なの?」

そもそも、正しいしつけとは何でしょうか?

極論を言えば、全てのしつけ方法は正しく、全てのしつけ方法は間違っているのです。

とんち話のようですが(笑)
つまり、その犬の性格に合ったしつけ方法ならば正しいし、合ってないなら間違いだということです。

大切なことは、犬の性格をきちんと理解し把握することです。

それ無くして正しいしつけ方法なんて絶対に存在しません。

しかしながら、一般には短いプラチナシーズン中にワンちゃんの性格を見極めることは非常に困難です。
できればプロ(獣医さん・ペットショップの店員さん・訓練士等)に見てもらうことをお勧めします。

ワンちゃんの性格を把握せずに、聞きかじったしつけ方法で余計悪くしちゃうなんて「損」していませんか?