『人材育成とドッグトレーニング』 エルフドッグスクール 東京練馬周辺で犬の出張しつけ訓練




本日はジョーカーでトレーナー指導。

人材育成はおもしろい。

まず、僕は全てにおいて若い子より優れてなければならない。
自分より劣る人間に、誰も教わりたいとは思わない。
この時点で、僕は慢心することが許されず、常に努力して向上しなければならない立場になった。

次に、若い子の技術不足は、僕の指導力不足と思えるようになった。
教えてもできないのは、若い子が悪いのではなく、自分の教え方が悪いからだと思えるようになった。

そして、アウトプットが上手くなった。
もともと僕のトレーニングは、理論よりも感情や感覚に重きをおいているのだが(それは今も変わらないが)、それでは若い子が理解しやすいように説明することが困難だ。
なので、この事象はなぜこのような結果に至ったのか、原因はこれで改善策はこれだとハッキリとロジカルにできるようになった。

僕は、若い子を指導するようになって、トレーニングスキルが更に上がった。
なぜなら、人材育成はドッグトレーニングと何ら変わらないからだ。

ドッグトレーニングとは、教育ではなく指導だ。
犬にものを教えるのではなく、上手にゴールへ導いてあげることこそ、ドッグトレーニングの本質であるからだ。