インテリジェンス・トラップに陥る多くのドッグトレーナー達

インテリジェンス・トラップに陥る多くのドッグトレーナー達

『専門家は、専門知識や経験を有するがゆえに自信過剰に陥り、他人のアドバイスを受け入れない傾向がある。
しかも、失敗を犯した時には、自らの判断を正当化する小難しい主張を考えるのが得意であるため、ますます自らの見解に固執する。』
ー【The Intelligence Trap】

この傾向は残念ながら、トレーナーを初め、トリマー・獣医、そして保護活動家にとても多く見られる。
この傾向は他業種よりも根深くて、自身の誤りを認めることは、それまで関わってきた動物達に対して自分が誤った価値観を押し付けていたことを認めることになるから、断固認めたくない気持ちはわかる。
でも、そこで謙虚になれるかどうかは、後に出会う動物達にとっては大きな差になると思う。

僕自身も自戒しているつもりだけど、実際はどうかわからない。
でも、傲りを『信念』という綺麗な言葉に置き換えることだけは絶対にしない。

では、このインテリジェンストラップを回避するには・・・

・自らの思い込みや直感を疑うこと
・知的謙虚さ
・オープンマインド思考
・好奇心
・優れた感情認識
などが重要だそうな。

それにしても、ドッグトレーナーのタメグチ率が異常に高いのはなぜだろう?ww