昨日のFacebook&インスタライブをご視聴くださった皆さん、ありがとうございました。
ご質問は、
「保護犬を迎えてから、トレーニングを始めるタイミングは?」
と、
「保護犬を迎えたが、散歩中の他の犬への吠えつきが酷い」
という2件
どちらも保護犬のご質問だったことと、特に2番目のご質問は、なんと3度捨てられ今の飼い主さんで4軒目ということ。
これは久しぶりに衝撃でしたね。
この場合、多くはPTSDのようなストレス性の心傷による行動が多いです。
問題行動の原因が行動強化の結果でなく、ストレス行動やPTSDの場合、通常のトレーニングはほとんど効果がありません。
どれだけトレーニングをしても、経験が経験値にならないからです。
つまり、自分が何をしているのか、何を言われているのか、何を要求されているのか、
環境や状況の認知ができず、事象の受容ができないんです。
そのことをドッグトレーナー側が理解してあげないと、どんなにトレーニングしても結果はでません。
犬の問題行動に着眼するのではなく、問題行動を引き起こしている原因を見抜く!
それがドッグトレーニングの最大のポイントであり、ドッグトレーナーにはそれを見抜く経験と知識が必要不可欠です。
トレーニング方法ありきのしつけは、どんなに優しくても、本質的には優しくない