時々、徹底行動主義では感情は考慮に入れないと言う人がいますが、これは完全な勘違いです。
徹底行動主義という名称だから勘違いしやすいのですが、徹底行動主義の行動分析において感情は行動にカテゴライズされます。
徹底行動主義の定義する感情は、多くの人が思っている『我思う故に我あり』という、自分自身からわき出るものという非物質要素ではなく、我々が感じているこの感情も、環境という外側の物質要素で強化された副産物であるという考えなのです。
さて、ではそれをどう矛盾なく説明していきましょうか、というのが徹底行動主義の学者さんたちが考えているところですから、我々は続報を待ちたいと思います。
続報を待つというのは、徹底行動主義を理解する気がないという意味ではなく、ドッグトレーニングに必要な行動分析を理解する上で、徹底行動主義的に感情を説明できる必要が無いということです。
例えば、1＋1＝2という概念は、いったいなんなんですか？なぜ2になると言えるのですか？数というものは何ですか？
という問いかけに答えることはできなくても、算数は小学校1年生でも理解できますよね。
それと同じで、ドッグトレーニングに必要な行動分析の知識としては、【感情も行動とカテゴライズされる】ということを知っておくことが重要なのです。
ですから、応用行動分析をもちいたトレーニングをしているエルフドッグスクールは、犬の心を無視しません。
【お問い合わせ】
mail: elfdogschool@gmail.com
TEL: 09098460815
LINE ID: elfdogschool
