去年はチャットGPTが話題になりましたね。
これからどんどんAIによる回答や製作は制度が上がっていきます。
何年も前から私は「ドッグトレーナーはAIにとって変わられる」と主張してきました。
8年前に某大手ペットショップでそのお話をさせていただいたので、少なくともそれより前にそのことについて話をしています。
理由は、徹底的行動分析の普及です。
徹底的行動分析によって、理論上は犬の行動は誰にでも変容可能になりました。
では、ドッグトレーナーはいらなくなるのか？
その答えは【NO】です。
私はドッグトレーナーに必要な素養として、知識・経験・センス・モラルの4つを挙げていますが、この中の経験においてドッグトレーナーは強みをもっています。
どの理論をどのタイミングでどう使うかが、経験から体に染み付いています。
そして、モラルの点においても、AIでは賄えない心を持っています。
これらを踏まえると、これから生き残るドッグトレーナー及び、皆さんが選ぶべきドッグトレーナーは、行動分析の正しい知識を持ち、それを使いこなせる経験が豊富な、犬と人に心を寄せてくれるモラリストです。
そのために、これからのドッグトレーナーは感性も磨くべきと考えています。
感性の未熟なドッグトレーナーは、あと5年でAIにとってかわわられると思います。
